理念
がんと働く応援団は、がんという予期せぬライフイベントに直面した人が生活・就労を無理なく両立できる社会を目指します。
役員
アドバイザー
共同代表理事
吉田 ゆり
国家検定2級キャリアコンサルティング技能士
国家資格第一種衛生管理者
メンタルヘルス・マネジメントⅡ種
両立支援コーディネーター
共同代表理事
野北 まどか
健康経営エキスパートアドバイザー
乳がん体験者コーディネーター
(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
一般社団法人ジャパン・フィランソロピック・パートナー理事
理事
廣田 純子
国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
産業カウンセラー
両立支援コーディネーター
健康経営アドバイザー
監事
土生 英理
静岡大学学術院融合・グローバル領域地域法実務実践センター教授
アドバイザー
佐々木 治一郎
北里大学病院 集学的がん診療センター長
アドバイザー
宮崎 加奈子
臨床心理士
公認心理師
精神保健福祉士
両立支援コーディネーター
アドバイザー
石川 邦子
国家検定1級キャリアコンサルティング技能士
両立支援コーディネーター
シニア産業カウンセラー
メンタルヘルス・マネジメントⅠ種
活動に
対する
想い
「正しくがんを知り、備え、いざかかっても相談しながら前に進める人を増やす」
がんと働く応援団は、2019年11月に現役世代のがん経験者である天野慎介、野北まどか、吉田ゆりの3名で立ち上げました。
がんになってもその人だから紡げるキャリアの構築を社会は応援しています。法律、制度、サービスも存在しています。しかし、それらを知り、活用できている方はどれだけいるのでしょうか。
どれだけの企業担当者、職場の上司、同僚が、がんと共に働くことを理解、応援してくれているでしょうか。病気治療と共に働き続ける「現代のヘルスリテラシー」をどれだけの現役世代がもっているのでしょうか。
昔はがんについて病院で病名を告げない時代もありましたが今は違います。
しかしいまだに「がん=死」というイメージは根強く、告知後のがんショック状態で、主治医と落ち着いて話すことに難しさを感じる方が多いのが現状です。実際私たちは、治療方針を選択する/職場や家族、友人に伝えるべき情報を伝える/治療と連動した生活をリスタートする準備を整えるという3つのアクションを十分にとることができませんでした。そのため、治療が終わった後でもなお、違う選択肢があったのではと悩み不安に感じることもありました。
「がん治療をしながら働きつづける人が自分らしくいられる場所をつくりたい」
その一心で、がんに対する正しい知識、医療との上手な付き合い方、情報の取得先、制度や支援体制、専門家の方たちの存在を発信し続けています。病気になる前に知っていたら私たちと同じ轍を踏む人を減らせる、職場や周りの方も知識があったらがん治療をしながら働くことは普通の事になる、今はそう確信しています。
人生100年時代。現役として活躍を求められる期間も伸びています。
今は病気を予防するだけではなく、病気と共に生きる為の知恵やレジリエンスも必要です。
現に3人に1人は何かしらの治療をしながら働いている時代。
がんでいうと、生涯に2人に1人ががんになり、うち3人に1人は現役世代です。
仕事をしながら治療を続けるというのは珍しいことではないのです。そういう意味では、働く人誰にとっても「他人事」ではありません。
「健康経営」、「D&I」など、多様な働き方を社会的に容認する気運も生まれてきております。今後、より一層シニアや女性の活躍推進、医療の発達と共に治療と仕事の両立は当たり前のものとなっていきます。まさに今が、多様な働き方を職場でどう生かすのか、企業風土も含めて検討、チャレンジする時期だと思います。
私たちは経験者として、専門家として、制度だけでなく、ひとりひとりががんから学び、治療と仕事を両立する生活に適切に備え、支えあえる職場づくりを支援させていただきます。また、キャリアコンサルティングを通じてご本人がその経験と共に自信をもって働き続けられるよう支えていきます。そして職場で支援する人が一人で悩まぬよう知識共有の場を作り、共に他業種と連携してこの大きな課題解決に取り組んでまいります。
皆さまの応援をよろしくお願いいたします。
がんと働く応援団 共同代表理事
吉田ゆり・野北まどか
所在地
〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-14-1 サクセス本厚木ビル6F
適格請求書発行事業者登録番号
T4021005011745