がん防災マニュアル:制作秘話③  校正担当 青木和子さん

更新日:8月2日

このシリーズはがん防災マニュアルの制作に携わったメンバーのご紹介と思い入れについてご紹介するシリーズです。第三回目は校正担当の青木さんです。がん防災マニュアルの文章を読みやすくしてくださいました。そしてがんは「怖くて、話してはいけない事」と思っていた青木さんが、プロジェクトを通してかわったこととは!?



〇一文字でも少なく。チームと話し合いながら踏み込んだ校正をし、正確性とわかりやすさを追求

野北(以下、N):今回、ご紹介したいのは、がん防災マニュアルをとっても読みやすくしていただいた校正担当の青木和子さんです。まずは、青木さんご自身のことについてお知らせいただけますか?


青木 和子さん

青木さん(以下、A):校正者としては、まだ駆け出しです。一人息子を出産後、社会と関わりを持ちたいと思いつつ前職がピアノ講師でメインの稼働時間が夕方から夜の時間なので、生活時間帯を仕事に充てるのは難しい状況でした。

昨年息子が2歳迎えてからは少し時間ができたものの、どこかで働けるほどの時間もなかったのでまずは自分に投資する気持ちで校正を学ぼうと決めました。

通信講座で文科省認定の校正講座を半年かけて受講した後は、個人向けの校正(小説の応募作品、エントリーシートなど)や法人向け(プレスリリースやメール文面)でのお仕事にご縁を頂き研さんを積んでいます。



N:そうなんですね。青木さんの校正はきめ細かくてとても駆け出しとは思えませんでした

青木さんは代表理事の吉田の知り合いで、お声がけさせていただいて、原稿がだいたい固まったところでご参加いただいたのですよね。原稿の第一印象はどうでしたか?


A:「テーマは重いのに、図なども多くて分かりやすくなりそう!」でした。

私は罹患者ではないので専門的な情報に付いていけるか心配でしたが、きちんと知らない方の立場に立った原稿で、初校では読み物として楽しく学ばせていただきました。本音を言ってしまえば「啓蒙」活動なんだろうな、という一種の偏見と言うか警戒感があったのですが、実際には説教臭い感じは一つもなかったんです。


N:そういう警戒感があったとは初めて伺いました(笑)。校正にあたり気を付けたことはありますか?

A:とにかく校正の基本通り原文尊重。ただ、内容盛りだくさんの冊子(悪く言えば字で真っ黒けの原稿だな)、という状態ではあったので、メリハリのつけ方が重要でしたが、このプロジェクトでは、皆さんの考えを確認したり、新たなアイデアや意見をもらいながら進めることができて楽しかったです。こんな進め方は初めてだったので良い刺激になりました。